東海心のバレー

 子供達の、日々頑張ってきた証、その記録です。忘れてはいけない      大切な大切な、東海少女バレーボールクラブの宝です。  

2007年05月

セッターについて考える 8、セッターの視野。

 小学校1年生が入部してくる、どの子もそう、ボールを一生懸命追いかける。
 たとえは悪いけど、「猫じゃらし」に飛びつく子猫みたいな感じがします。
 その子ども達が、2年生4年生6年生と練習を重ねて行くと、ボール以外の大事な部分が見えてくるようです。
 相手プレーヤーの動きからボールの方向を判断する。飛んできたボールの勢い・角度から球道を読む。
 そうやって、ボール以外の部分がよく見えるプレーヤーが、光るようなプレーを見せてくれる。
 だんだんいろんな所が見えてくると、ラリー中の応援団の動き・声も聞き取れるような、余裕を見せてくるんだろうな~。

 視野を広くする。
 各選手とも、広い視野を求められるが、その中でもセッターの視野は重要だと思います。
 言葉の意味は多少違いますが、私の考える視野は、目と耳・体全部を使い広げるんだと思ってます。もちろん目・耳から得た情報を判断分析する頭脳もその一と思います。

 ボールの落下点にピンポイントで構える、大体このあたりで構えよう、なんて大きな間違いで、落下点は1点、ボールを上手くコントロールできる1点だと思います。そのピンポイントに体を運ぶ、そして相手ブロッカーの動きと、味方スパイカーの位置を、目と耳を頼りに判断してトスを上げる。味方のコートだけでなく相手コートも視野に入れなくてはならない。
 小学生セッターにどこまで出来るか、難しいところだなと感じています。
 普通の子供で、セッター歴4~6年で視野は広がるんでは?。
 小学校3年生からセッターをしていた子が、中学2年生の頃からプレー中に相手ブロッカーを見てトスと上げていました。個人差はあるかも知れませんが、5年かかっています。

 経験でセッターの視野は広がる。その経験のさせかたにかかっていると思います。

あと3日!、でも平常心で!。

 今日の練習にも、中学生達が駆けつけてくれた。駆けつけたと言う言葉がピッタリだ。
 7時15分、もう練習終わりの時間、そこへ中学生がなだれ込んできた。中学1年生と2年生のOG達だ。
 私は中学生に遠慮しない、直ぐに支度をさせ、練習試合開始。
 大会を前に、良い練習になる。わずか15分の時間でしたが、緊迫した気持ちにさせてくれた。OG達に感謝だ。
 7時15分に入館してきたOG達、その気持ちが嬉しい、わずかな時間しかない、それでも駆けつけてくれ、直ぐに練習相手となるよう準備にかかってくれた。
 このOG達の心に、感謝しなければならないと感じた。
 
 今週末の大事な大会、このOG達の為にも、精一杯頑張ろう。
 
 保護者の皆さん、大事な大会が近づく、すると東海心のバレーをプレーするみんながドキドキワクワクしてくる。
 子ども達が一番、緊張もするし、いつもと違う雰囲気に敏感になります。
 まずは、保護者の皆さんが平常心であることに努力しましょう。子ども達は敏感です。保護者の皆さんの行動を敏感に察知します。
 子ども達に平常心を持ってもらうには、保護者の皆さんが平常心であること。大事なことです。

 子ども達に、東海心のバレーを力一杯プレーさせたいと思う。保護者の皆さんの力は大きいですよ。
 一緒に頑張りましょう!。








試合も練習も同じ心で

 中学1年生のOG達3人が体育館に来てくれた。
 小学校の体育館で元気にはしゃぐ中1OG、まだまだ小学生気分が抜けないようだ、しかし元気にバレーボールを楽しんでいる姿を見ると、この子達を教えてきた指導者としては、嬉しく感じてしまう。

 一通り練習を終え、OG達を相手に大事な大会前の貴重な練習試合をする。OGの来館があったればこそだ。

 東海少女の子ども達、OGの久しぶりの来館でいつもと雰囲気が違う。その楽しい雰囲気のままプレーしているから、ボールに集中できていないようだ。厳しく指導。子ども達は何が何だか分からないはず。
 練習も、練習試合も、大事な大会も、バレーボールをプレーすることには変わりはない。何時でも何処でも全力投球。これが小学生にはなかなか理解できないようだ。直ぐに心ここにあらず状態になる。すると当然なんでもないようなミスの連続だ。ミスが続くと、ファインプレーで掴んだ良いリズムも簡単に離してしまう。
 自分達では一生懸命やっているはずなんだが、一種の錯覚だろう。私はそう思いたい。ボールに集中できなく、プレーが中途半端、それでチームのリズム作りが出来ないようだ。

 大会まであと4日、毎日が勝負。
 今日は練習休みの日だ、子ども達に体を十分休めるようにと指示、しかし、休めるのは体、やる気の心は持ち続けるようにと再度言い聞かせる。・・・・・・・でも・・・・・・。
 ま~小学生に与える指示ではないような気がします、きっと今頃は、小学校のクラスで、走り回りギャーギャー騒いで、バレーボールのバの時も頭にないでしょう~。それが小学生らしい小学生の姿かな~。
 
 蓋を開けてみないと何が起こるか分からない小学生バレーです。何事にも普段通りに全力を出し切り、完全燃焼したいところです。

6年生のやる気の心。

 1セット目、ダラダラしたキャプテンを激しく指導。コートの外へ出す。
 体育館へ入館してから1時間以上経っているのも関わらず、やる気の心が表に出てこない、チームをまとめるキャプテンがこんな事では、駄目だ。

 コートの外で、キャプテンをやかましく指導していると、チームのエースであるキャプテンの抜けたコート内の子ども達は、危機感を感じ、残った6年生3人が中心となり、声を出し、走り回り、心のアップ準備完了状態で、得点は出来ないがファインプレーが随所に見え、良いリズムで走り回り、コート外の保護者の皆さんとさわやかな「東海心のバレーを」プレーしていた。しかし私は、複雑な気持ちになる。
 21:9の大差で負けてゲームを終了。子ども達は副キャプテンを中心に、元気よく私の所に走ってきた。負けはしたが、自分達のリズムに近づいた動きに満足していたようなそんな感じがした。
 「良いリズムだったぞ~」と一応褒めてあげたが、残った6年生3人を力一杯叱り飛ばした。

 「やる気のない、ダラダラしたキャプテンでありエースである、こいつが一番悪いが、今の良いリズムは何か!?、できるじゃねぇか!、キャプテンがおらんと、出来るリズムか?、じゃ~キャプテンなんていらんじゃろ!」
 キャプテンに向きを変え 
 「お前はいらんげな!」と激しく怒鳴り散らした。
 
 キャプテンは泣き出す。

 ゲームを終え、良いリズムで戦えた自信から、意気揚々とベンチに帰ってきた子ども達だったが、褒められるどころか、コテンパンに叱られた、でもその意味がよく分かったようだ。

 キャプテンでありエースであるアヤミに頼るあまり、他の6年生が引っ込んでいる。今回のことで、自分達がやらなきゃ!と気持ちの芽生えが見ることが出来たのかも知れない。

 いろいろとやってくれる子ども達だ。

 この子達のバレーボールはサントリーカップが終わりじゃ~ない。卒業するまで続く。私はこれからますます強くなる今年のチームだと感じた。この子達がどこまで強くなるか、どこまで引き上げられるか、頑張る事になるのだろうが、楽しみだ。

佐伯市、弥生B&G体育館で練習試合

 サントリーカップ予選前、最後を締めくくる練習試合。
 参加チーム:佐伯ジュニア・木立ジュニア・押方・東海の4チーム。
 参加予定の色宮ジュニアは、大事なこの時期にエースの捻挫で不参加。色宮の監督さんは辛いところだろう。
 
 前日の練習試合終了時に、心のアップ、やる気の心作りの徹底、体育館到着から心の準備かかるよう指導したが、それが全く出来ていない。出来ていないどころか、最悪の状態だ。

 体のアップは、十分に出来る、ストレッチを交えた柔軟体操等で十分出来ている。所が準備できた体を動かす心が眠っている、これではいくらゲームに集中させようとしてもゲームにならない。無駄な時間を費やすだけだ、子ども達のプレーを見て、良いところも悪いところも見ることもできない。大事な大会を目前にしているのに・・・。
 
 午後になってセッターのリサが腹痛を訴えてきた。熱を測ると7度を超えている、平熱が低いリサだけに、大事を取って午後から休ませることにした。

 セッターをミナ、リサの所にアキホを投入、午後からセッターミナとレシーバーアキホに練習が集中。
 いろんな場面を想定していないといけない、そう感じさせられた。セッターミナも有り。

 練習を重ねると、ミナのトスが安定してくる。このままミナのセッターも有りかな・・・。
 アキホのレシーブもセットをこなして行くほど上がるようになる。元々足の動くアキホだけに飲み込みも早いのだろう。フェイントを拾いに走り込むコツを覚えたのだろう、上がる上がる。ゲーム中にあまり褒めることにない私が、思わず叫んでしまった。
 「アキホ~上手くなったぞ!」
 保護者の皆さんは当然のように、私からあまりでない褒め言葉に、笑いが出る、爆笑だった。
 ミナのトスが安定して使えるようになると、左利きのミナだけに、セッターにとってこれ程有利な事はない。
 セッターのリサもうかうかしてられない状態になってきたな~。
 サーヤのサーブも時々光るような走りを見せるときがある。レシーバーのハヅキもうかうかしてられない状態だな。

 サントリーカップが迫り、子ども達の気持ちもサントリーカップ一色になって行きます。「東海心のバレー」全員でプレーしましょう。
 

上南方小体育館で練習試合。

 参加チーム:北方・寺迫・宮水・高千穂・下堅田・上南方・東海の7チーム。
 北方が午前中のみの参加、下堅田は~午後からの参加でした。サントリーカップ地区予選前の大事なこの時期、大変良い練習試合をさせていただいた。各チームの指導者の皆さんに心より感謝いたします。

 東海の土曜病、今年も健在。いやはや、何とも言えない状態の子ども達・・・・。
 ウォームアップのために、朝からボールを追わせるが、子ども達の体が乗ってこない、リズムに乗れないままゲームに突入。朝、上南方の体育館に足を踏み入れ、1時間は経っている、にもかかわらず、心のアップが完了していない。これでは駄目だ、どうも、今年のチームも、土曜病に感染しているようだ。

 チームのリズムを作るのは、ファインプレー。みんなが納得するプレーが見えたとき、どこからともなくチーム全体に沸いてくる。6人、いやベンチにいる控えの選手、そして応援している保護者の皆さんを巻き込みながら沸いてくる、独特な雰囲気だ。
 東海少女の最高のリズムを、みんなは知っている。一度、確かに掴んだ素晴らしいリズム。子供達は肌で感じ取っている。
 もう一度あの素晴らしい東海のリズムを目の前で見てみたい、感じてみたい・・・。
 あのリズムを掴むために、みんな頑張る、必死に頑張ばろうな。

代表者会議・抽選会。

 先程、サントリーカップ延岡地区予選の代表者会議、及び抽選会から帰ってきました。
 延岡地区からの代表枠は5。5チームが県大会の代表権を得ることになります。

 6月2日土曜日に、第一次予選の大会。この日のベスト4がまずは代表となり、残る1枠は、翌日曜日、残ったチームによる最抽選を行い、13チーム参加のトーナメント戦を勝ち抜いたチームが代表となります。

 抽選結果、東海少女は、南方小学校体育館、Aコート第2試合目で伊形少女と対戦します。その試合に勝利すると、延岡地区代表をかけて、岡富VS島野浦の勝者が北方と対戦し、勝ち残ったチームと争うことになります。

 どのチームが勝利するか全く分からない、このサントリーカップです。自分達の持てる力を全て出し切る。その一点に気持ちを集中させます。
 これからの10日間、子ども達と私、私と保護者の皆さん、保護者の皆さんと子ども達、一体となって、東海心のバレーを一緒にプレーしましょう。

趣味は何ですか?

 今朝のテレビで、中村メイ子さんのトークを聞いた。
 トークの中で、「趣味は何ですか?」みたい話題になった時、中村メイ子さんは、「女優としての仕事に明け暮れた人生で、趣味といえることはあまりない」と言った。
 でも、そう言いながら、野球のイチローがインタビューで語った事を話し出した。

 イチローに趣味は何ですか?と聞いたところ、しばらく考えて、「やっぱり趣味は野球でしょう~」と笑顔で答えたそうです。
 
 中村メイ子さんは、この時のイチローを見て、「これだ!」と思ったそうです。

 「趣味はやっぱり女優です。」

 今朝のテレビトークを聞いて、思わず微笑んでしまいました。
 私は、自分が多趣味だと思っていましたが、本当の意味での、私の趣味は「バレーボール」だな~と、そう強く感じました。
 多分保護者の皆さんも、「納得!」と思うでしょ~。
 延岡市内の小学生バレーボール指導者にはそんな私見たいのがウジャウジャいますね~。

貴重な練習見学者。

 昨日の練習時に、5年生の見学者が体育館に来てくれた。貴重な見学者だ、一応入部希望者と判断したい。
 練習は一通り、いつもの練習を見せてあげた、見学してくれた子の刺激になったか、ならないか?、バレーボールをやりたくなったかどうか?。あとはその子の判断することになるな~。貴重な入部希望者です。是非、入部して欲しいところです。

 来年度の新チームが試合に出場できるか出来ないかにかかっています。
 私は毎年、サントリーカップが終わったら、新チームの形を描く。チームとして形作られる前の大事な時期に入ります。サントリーカップが終わったらです。
 サントリーカップ延岡地区予選は約2週間後、県大会は地区予選終了から1ヶ月後です。新チームの基礎作りはもうすぐそこまできています。みんな仲間集めに頑張ろう。

指導者に言い訳はいらない。

 大事な大会で、不本意な試合をして負けてしまった。
選手達は「負けてしまった~」、と思う。しかし、指導者は「負けさせてしまった~」、と猛反省をする。
 土屋先生の『心のバレー』から私が感じ取り、今も実行している事です。

 バレーボールとは別競技のあるチームの事。
 同じく大事な大会で、不本意な試合をさせ、負けてしまった。
 負けた理由はどうあれ、そこにちゃんと負けた理由があっても、そこに言い訳は通用しない事だと感じる。まずは指導者の反省が必要だろう。
 負けて悔しがる子ども達がいれば、素直に「申し訳ない」と言うしかないと思います。負けて一番悔しいのは、子ども達でしょう。子ども達に言い訳など通用しないと思う。
 負けさせたのは、その子ども達を指導している指導者本人だ。

 敗戦の理由を、原因をグダグダ言うのはやめよう。そのスポーツ種目に、一生懸命になっている子供達にごまかしは通用しない。小学生からプレーしているその子ども達のスポーツ歴は、ベテランの域に達していと思う。
 指導者に敗戦の言い訳なんていらない。
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